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関西オープンゴルフ選手権競技 2026
倉本昌弘が「関西オープン」を勇退、最年長予選通過は届かず
今季限りのレギュラーツアー撤退を決めた倉本昌弘(くらもと・まさひろ)は、人生最後の「関西オープン」を、通算13オーバーで予選敗退した。

ジャンボ尾崎さんに次ぐ史上2人目のエージシュートと、杉原輝雄氏の記録(68歳311日)を2歳更新する最年長の決勝進出は夢と消えた。
前半インを2オーバーで折り返してすぐ悪夢を見た。
1番でトリプルボギーを喫すると、2番で第4打のアプローチを2度打ち(罰打はなし)。5打目は今度、グリーンをオーバーして6オン1パットのダブルボギーを叩くと、3番では今度ボギーを打った。
3ホールで一気に6つもスコアを落としてしまった直接の要因は、前半最後の18番からターンして、1番に向かう際のインターバルだ。
「ずっと登るんだもん…」。
70歳には余計に堪える急坂が続く。
あがり切ったところで「しんどい!」と、思わず悲鳴がもれた。
「あれは本当にきつくて…。体も、足も動かない。思わぬショットになった」と、1番のティショットで左にOB。
「あれで終わりました」と結果「80」で終戦した。
「それがレギュラーツアーでやる、ということ。ごくごく自然なこと」。
敗北を認めながらも泣き言は出る。
同組で回った@貞方俊輝(さだかた・しゅんき)さんはまだ16歳。
プロゴルファーの父・章男(あきお)がキャディをつとめており、「貞方の息子に言ったんです。いいよな~、未来しかなくて。こっちは棺桶しかない、と」。
自虐しながら大感謝。
「きのうもきょうも、ギャラリーのみなさんがついて歩いてくださって。シニアツアーよりも多かった」と、喜ぶ。
「同い年だよ~、とか声をかけてくださって。楽しかった。2日間だけでも貢献できてよかった」。
最終ホールで拍手と労いの声を浴びながら、今年生誕100周年の「関西オープン」を勇退した。













