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関西オープンゴルフ選手権競技 2026

今季限りでレギュラー撤退、倉本昌弘の決意と覚悟

昨今の倉本昌弘(くらもと・まさひろ)の悩みは、たまにレギュラーツアーに出ても「誰も一緒に練習ラウンドしてくれないこと」だそうだ。誰か入ってくれることを願って予約表に名前を書いてはみるのだが、今の若手には畏れ多すぎる。

先日、主戦場のシニアツアーで、58歳の谷口徹(たにぐち・とおる)に、「練習ラウンドだけでも来て一緒に回ってくれよ」と、冗談を言ったばかりという。

「でも、きょうはよかった」と、開幕前日のこの日は、幼少期から成長を見てきた池田勇太(いけだ・ゆうた)らと精力的にプレー。




30歳も下の選手たちと回っても、ショット力には何のそん色もない。
構えてすぐ打つ驚異の瞬発力も、全盛期のまま。
それでも、この「関西オープン」の出場は、創設100周年を迎える本年度で、最後にしようと決めていた。

ツアー通算25勝(倉本は30勝)以上に付与される、永久シード権の保持者だが、「ひとつ議席(出場枠)を取るわけだから。自分で成績を残せない、と思ったら若い選手に譲るべきと“私は”思っていますので」。

特に「私は」の部分を強調しながら私見を述べた。

レギュラーツアーは本大会と、あとは8月の「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」の出場を予定しており、「それがおそらく最後になると思います。今年で“卒業”です」と、今季限りの“撤退”も正式表明。

それだけに、ジャンボ尾崎さんに続く史上2人目のエージシュートと、杉原輝雄さんの記録を更新する最年長予選通過で有終の美、といきたいが、大会としては55年ぶりの舞台となる茨木カンツリー倶楽部の難易度は、ハンパではない。

「フェアウェイがない」と言いたくなるほどコースは狭く、ラフは長く、「僕なんか、全然スコアが出ないと思う」。

始まる前から白旗ムードだが、「大会のお役に立ちたい。僕のゴルフを見に来てくださる方が一人でもおられるなら、頑張りたい」。
2024年にJGTOの副会長に就任しながらシニアツアーにも参戦。先々週の「中日クラウンズ」では、テレビ解説もつとめるなどゴルフ以外でも多忙を極めるが、「しっかりと調整にはつとめてきました」と、古稀のやる気をにおわせた。

⛳現在の最年長予選通過記録
◆故・杉原輝雄氏
・2006年つるやオープン=68歳311日
※倉本が達成すれば、70歳248日での最年長記録更新となります

⛳レギュラーツアーでのエージシュート達成者
◆故・尾崎将司氏(2回)
・2013年つるやオープン1R(62・9アンダー)=66歳91日
・2017年HONMA TOURWORLD CUP2R(70・1アンダー)=70歳255日

⛳本戦の模様はテレビ中継やネット配信でお楽しみください

◆サンテレビ(地上波)
・5月16日(土) 13:30~15:00(LIVE)
・5月17日(日) 13:30~15:25(LIVE)


◆スカイA(CS放送)
・5月16日(土) 23:00~27:00(録画)
・5月17日(日) 8:00~10:30 11:30~13:55(LIVE)

◆YouTube(インターネット)
・5月14日(木) 6:45~18:00 (プレー終了まで)
・5月15日(金) 6:45~18:00 (プレー終了まで)
・5月16日(土) 7:45~14:30 (プレー終了まで)
・5月17日(日) 7:45~15:30 (表彰式終了まで)

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