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THE OPEN CHAMPIONSHIP 2023

松山は通算2アンダー、星野は通算1オーバーで最終日へ「良い締めくくりができるように」

3年連続3度目の出場で、松山と共に初めてリンクスコースに残った週末。
ときおり雨が降る中で、星野陸也は3日目を2オーバーから出て、ボギーは2打目をバンカーに入れた10番だけ。

「ボギーが少なかったところは良かったですけど、あともうひとつ二つ・・・」。
バーディが、約2メートルのチャンスを沈めた2番と、長いパットを沈めて「奇跡」と笑った17番の2つだけというのは物足りなかった。


この日は比較的、風が穏やか。
しっとり雨でグリーンも捕らえやすく、スペインのジョン・ラームが8アンダーで急上昇するなどスコアを大きく動かす選手も多かった。

その中で、星野もショットが好調だった分だけ「自分ももう少し伸ばしたかった」と、欲も出る。


通算1オーバーで挑む最終日。
「最後、良い締めくくりができるように、ひとつでも順位を上げて。ショットもいいイメージに近づいてきたので、明日はバーディたくさん獲って、いいスコアで自分も伸ばせるように。頑張りたいです」とあと1日、健闘を誓った。



松山はイーブンパーからスタートし、3番で奥からフックラインを沈めてバーディを奪うとその後も安定したショットでチャンスを重ねたが、もう一筋・・・など、グリーン上で惜しい場面が続いた。


後半も、傾斜のラフからブラインドの2打目を乗せた難関の14番や、ラフから刻んでチャンスを作った15番、深いラフからフェアウェイウッドでグリーンを捕らえた16番など見せ場の連続だったが、活かせたのは14番だけ。


「もう少し伸ばしたらチャンスがあるんじゃないかな、と思ったんですが、伸ばしきれなくて残念でした」。

ボギーなしでは回りきったが、首位との差は詰め切れなかった。


「そう簡単に、OKバーディみたいな感じはこのコースでは求められない。5、6メートルがぽんぽん入ってくれないと、チャンスはない」と改めて肝に銘じ、「今日みたいにそこにまずつけられるようにして、そこからしっかりとラインを読んで。ちゃんとヒッティングできるように頑張りたいな、と思います」。
最終日こそ猛攻で魅せる。

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