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ハナ銀行 インビテーショナル 2023

韓日ツアーをまたぐジャン・ドンキュがホールインワンを達成。首位浮上

韓・日初の共同開催で、韓・日ツアーをまたぐ韓国のジャン・ドンキュ(張棟圭)が「65」の8アンダーを記録し、中島啓太と並んで首位に浮上した。

8メートルを沈めた1番から3連続を奪うなど、9バーディ1ボギーと、1イーグルは、11番のパー3でホールインワンを決めたもの。



5アイアンのティショットは風に乗り、手前で弾んだ瞬間、カップイン前から「入った!」と、予感したそうだ。


日本ツアーで2回目の快挙に、100万円相当の高級クラブセットをいただいた。

一方、韓国ツアーでの達成は予選会のマンデー時と試合で1回ずつ。
その際は、冷蔵庫など白物家電に加えて、ワインセラーやテレビなど400万円分をもらったそうだ。

「ありがたいことです」。


昨季は、幾度もPCR検査と、窮屈な隔離を経ながら韓・日ツアーを13試合ずつプレーし、いずれも賞金シード入り。

今大会は、昨季賞金63位でのJGTO枠で出場する。

両ツアーで共通するのは「いま、若い選手の勢いがものすごいってこと。ほんとみんな、すごく飛距離が出ますし、小技も上手」。

感心しながら34歳も、懸命に健康や体力維持につとめる。


最終日は22歳の中島らと最終組で激突する。

日本ツアーは2014年のミズノオープン以来。
韓国ツアーは2015年の「KPG選手権」以来。
勝てば韓・日ツアーでそれぞれ通算2勝ずつ。


今季の掛け持ち参戦が一気に楽になる。


「やっぱり、欲は出ちゃいますよね」とドンキュ。
「でも欲を出したら上手くいかないことのほうが多い」と、自分をたしなめ「明日も、自分のゴルフに集中して頑張ります」。

ちなみに、日本ツアーは今季で参戦13年目。
ホールインワンのインタビューや写真撮影も、すべて上手な日本語で対応しました。

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