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湯原信光「今年は久しぶりに、人並みにできたから」

最終18番ホールこそ、第2打がディボット跡に入る不運でダブルボギーとしたが、3日間、ショットを次々とピンに絡ませ、キレのあるプレーでギャラリーを沸かせたのがベテランの湯原信光だ。

「最終日も、ミスというミスは最後だけだったしね。満足いくラウンドができた。今年は、我ながらちょっといけるかな、なんてね」。

このオフ、「思い存分トレーニングに励むことができたのが大きい」という。
99年に、選手生命の危機さえあった椎間板ヘルニアを患った。そのあとも、腰痛や首痛に悩まされない年はなかった。

「これまで、オフはいつも体の治療で精一杯で、ろくに球も打てずに開幕を迎えていたんだ。でも今年は状態がとても良くて。久しぶりに、人並みにトレーニング出来たのが大きいね」。

この開幕戦での手ごたえを元に、これから次のつるやオープンまでの3週間のオープンウィークでさらに調整を続けて「万全の体勢にする」と、意気込む。

今年48歳。40代前半から、ずっと目標にしてきた米シニアツアーへの夢はいまも消えていない。
「シニアまで残り2年。良い状態でその日を迎えるためにも、コツコツとがんばっていきたいね」。
ベテランから久しぶりに、明るい笑顔がこぼれ出た開幕戦だった。

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