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バンテリン東海クラシック 2022

地元の今野大喜がトップ通過 「バンテリン東海クラシック」マンデートーナメント

複数年は倉本昌弘の3勝があるが、52回の長い歴史で連覇はまだないことからも、その難易度が伺い知れる。
難攻不落とも言われる。
「バンテリン東海クラシック」は今年も名門・三好で熱戦を繰り広げる。


コロナ禍から復活の昨年から主催に「興和」が加わり、さらに今年は3年ぶりに有観客での開催も実現する。

9月29日の開幕に先駆けて、26日月曜日は本戦切符をかけた予選会「マンデートーナメント」を、西コースの隣の東(6610ヤード、パー70)で実施。



プロは出場60人中、7人が進出した。また、アマの部は25人のうち、共に5アンダー「65」の好成績をおさめた日本大学3年の杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)さんと、関西高等学校2年の大嶋港(おおしま・みなと)さんの2人が出場資格を得た。


プロの部でトップ通過を果たしたのは、7アンダーの63と爆発した今野大喜(いまの・だいき)、岐阜県出身。



昨年大会は、初日の「64」で首位発進し、2日目も7位タイと好位置で折り返したのに決勝初日の3ラウンド目で「78」と失速。

三好の鬼門の16番パー3で「7」を叩いて「悔しい思いをしましたし、地元の大会ですのでリベンジしたい」と、雪辱のチャンスをつかんだ。


また、アマ通過の杉浦さんが心を燃やすのは、もちろん本戦でのアマVだ。



その最たる見本を先週、見たばかり。
昨年の中島啓太に続く、史上初の大会アマ連勝を達成した東北福祉大4年の蟬川泰果(せみかわ・たいが)さんの勇姿が励みにならないわけがない。

「アマチュアでもツアーで勝てるということを、先輩方が証明してくれたので、自分も自信を持ってプレーしたいです」と意気込みも淀みなかった。


<マンデートーナメント通過者・プロの部>
1位 今野 大喜(63)
2位 勝俣 陵 (65)
3位 西原 健太(66)
3位 上田 敦士(66)
5位 小袋 秀人(67)
5位 森本 雄 (67)
5位 青山 晃大 (67)


<アマの部>
1位 杉浦 悠太(65)
1位 大嶋 港 (65)

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