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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2022

ますます元気な50歳、宮本勝昌は令和と昭和を往来「サトシが好き」セイキもヒデキも好き

シニア入りしてますます元気だ。
3試合ぶりに戻った宮本勝昌が、ボギーなしの6バーディを記録。



2日間で2桁の通算11アンダーに到達し、「予選ラウンドとしては上出来だったと思います」と、生きのいい20代たちを眼下に存在感を出した。


きょうまで予選の2日間では、米国帰りの小平智と、20歳の久常涼と一緒にまわって刺激もいっぱい。

「いつもサトシが帰ってくると同じになることが多くて。どんなゴルフをしてくれるのか」と、成長を見るのを楽しみにしている。

「前はボールを曲げているイメージでしたけど、今は曲がり幅も減って磨きがかかった。年々スキルが上がっている」と感心し、「カッコ良かったな~」と、いちファンの熱視線で見ながら自分のプレーにも集中。


「もう刻む選手ではないので」と、トリッキーなコースでほぼ1Wを選択して攻略。
「グリーンに乗らないホールはピンチをすっとセーブして、1日の流れを切らないように。意識した」と、経験も駆使してひとつもこぼさず回ってきた。


先月27日の誕生日を期に、今月の「コマツオープン」で、待望のシニアデビュー。6位タイに入った。

2戦目の「日本シニアオープン」では7位と、さっそく“新人”の強みを発揮してきた。


「往年のプレーヤーが好き」と、師匠の芹澤信雄はもちろん、レギュラー6勝の奥田靖己(おくだ・せいき)や、同4勝の加瀬秀樹(かせ・ひでき)ら“お気に入り”の大先輩を探しては、レストランの隣に陣取り談笑。
「90年代にスリップしたみたい。楽しくてしょうがない」と、掛け持ち参戦を満喫している。


“レジェンドツアー”から、いったん戻ってくるなり今週もまた好位置だ。

今季開幕時に掲げた目標のレギュラーとシニアの同一年制覇へ。

6月の選手会主催大会「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」3日目以来、今季3度目の首位獲りで、まずはレギュラーツアーから片付ける。

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