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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2022

思わずヒロシも行列する。地元グルメが勢揃い、芥屋の夏フェス

ぽつねんと行列に並んだ一人の客に、店員さんや居合わせたギャラリーが気を遣っていた。

芥屋の大門に沈む夕日などのインスタ映えスポットや、オシャレなカフェレストランが続々とオープンして近年、注目を集める観光スポット・福岡県糸島市。

ローカル発の出展として、会場でも人気を集めるジェラート屋さんでプレー後の涼を求めて順番を待っていたのは2週連続優勝がかかるヒロシこと、岩田寛だ。



先週覇者の存在に気付いた前列のお客さん。
「どうぞ、お先に!」と、譲ってくれた。
「いえいえいえ…」と、丁重に手を振り辞退したヒロシ。
「お疲れでしょうから…」と、プレー後の体力を再度気遣われてもガンとして列を抜かすことはしなかった。


ようやく、番が回ると「ジャージーミルク味」を注文。




「お待たせしました!」と、店員さんにも気遣われながらカップを受け取ると「好きなんで…」とペロリ。
冷たくて濃厚な味を堪能しながらプレー後の練習に向かった。


先週の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント」で通算4勝目を飾り、今週は2週連続の快挙がかかるが「勝った次の試合で予選通過をしたことがない」こと。また、今大会は2005年の初出場から16回連続で出場して8回の予選落ちを数え、最高位は2014年の11位と振るわないことを理由に、開幕前の目標も控えめに話していた。


それだけに、いざこの日初日の「68」は、上々の発進と思うが順位は、意外にも23位。
「僕の中でもっと上位だと思ったのですが。やっぱり、難しいんだな…って、思います」。

改めて痛感しながら、アイスみたいに溶けてしまいそうな酷暑もこらえて球を打ち込んだ。


今大会は、ヒロシも思わず並びたくなるほど地元グルメが勢揃い。
入場チケット1枚につき、ランチが2食も選び放題。
芥屋の夏フェス。
選手の熱戦と共に、ぜひお楽しみださい。


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