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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2022
阿久津未来也の新・監事のお仕事<地元立志編>
栃木県の宇都宮市出身。
地元開催の主催試合で初優勝を飾る。
「こんなに美味しいネタは他にない」と、プロ6年目の阿久津未来也(あくつ・みきや)が燃えている。
初シード選手として迎えた今季はジャパンゴルフツアー選手会の監事に初就任。 新・監事のお仕事<就任編>
今週の主催試合では、幹部として堂々と名を連ねる。
開幕前日のプロアマ戦は、インコースの9ホールを担当。アウトコースは直近優勝の池村寛世(いけむら・ともよ)と交代し、「僕と正反対のゴルフをする選手。まったく違うプレーに、ゲストのみなさんにも喜んでいただけたと思う」と、成果を実感できた。
プロアマ戦の前・後半でプロが交代するのはツアー史上初の試みである。
「選手会として主催者の方に提案した時は、ハーフで終わっちゃうのは寂しいというご意見もありました。それも一理ありますが、それより2人のプロと回れることに価値を見いだしていただければと」。
粘り強く交渉を重ね、選手会の新たな試みとして受け入れていただけたことが阿久津にも嬉しい。
21日火曜日に、コース隣の千本松牧場で主催者を招待して開いたジンギスカン大会には、律儀にオフィシャルバッジを首からぶら下げ参加。
「組織の一員になれた感じ」と、率先して関係者との交流につとめた。
お開きの時間が近づくころ、阿久津を激励にやってきたのは、2019年に37歳の若さで那須塩原市長に就任した渡辺美知太郎(わたなべ・みちたろう)氏。

同伴の市職員のみなさんに「地元栃木でとても有名なプロゴルファーの方なんですよ」と、紹介してくださって、みなさんでサイン攻め。
若き市長の激励に、地元の主催試合に懸ける思いも爆上がりした。
期間中は、地元新聞社の取材オファーもすでに来ている。
「この大会で初優勝ならこれ以上のネタはない」。
地元の主催試合で錦を飾る。
それこそ、新・監事の真骨頂だ。
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