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ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 2022
全英OP→プレーオフと躍進中。新ホストプロ 桂川有人の醍醐味
年々勢力を広げる“ハンダファミリー”に、また2人の新顔が加入した。
今年から、20―21年賞金王のチャン・キムと桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が今大会主催の国際スポーツ振興協会(ISPS)と新たに所属契約を結んだ。
開幕前日のこの日20日は、新ホストプロ2人で半田晴久・会長を挟みうち。
プロアマ戦としては異例の“1組2プロ体制”でおもてなしに全力した。
プロ3年目の桂川は改めて、チャンの豪打に度肝を抜きつつ、最後の18番でも貢献大のバーディ締め。
「今日はロングパットがよく入ってくれて、逆にショートパットは入らなかったんですけど、半田会長はロングパットが決まるほうが感動もあるからいいね、と言ってくださった」とニコニコ。
今季初戦の「SMBCシンガポールオープン」2位で全英オープンの出場資格も取ると(※賞金は加算外)、2戦目の国内初戦「東建ホームメイトカップ」でISPS所属の先輩、香妻陣一朗とプレーオフの末にまた2位に入り、現在賞金ランク4位を走るなど躍進が続いており、「今週も期待もしていただいていると思いますし、それに応えたい思いも強い。楽しみです」。
日大時代からツアーには出ていたが、プロ転向はコロナ禍の2020年。昨季の出場8試合のうち、有観客は1試合のみで、プロ入り後の醍醐味をほとんど味わえずにいたが、今週は選手会の発案がかない練習日の19日から、お客さんでにぎわう。
桂川もラウンドの間にサインをしたり、一緒に写真を撮ったり和気藹々とした1日を過ごして、「プロになったんだなあ、と感じます」と、開幕前に自覚を深めていざ本戦へ。
期間中こそ勝負のパットを決め続けて、喜んで頂けたら最高だ。















