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PGM Challenge 2021

先生はマキロイ!? 勢いに乗る石塚祥利がツアー初優勝を目論む

先日行われた来季の出場権を争うクォリファイングトーナメント・ファーストQTの第4会場(岡山県・山陽GC)でトップ通過を果たした石塚祥利が今週主催者推薦で出場する。ファーストQTでは2位に6打差をつける通算16アンダーという圧倒的なスコアを叩き出した石塚だが、今季不調だった石塚を躍進させた鍵はローリー・マキロイが握っているよう。
「今まで球がつかまらず右にミスする感じが多かったんですが、スイングそのものを変えてから調子が少しずつ良くなった感じです。マキロイのスイング動画を見て、この振り方だったらつかまるかなと思って真似してみたら、つかまるようになりました」。
なんともアマチュアっぽい発想だが、驚きなのは実践したのがファーストQTの少し前ということだ。言い換えれば、それほど思い切り変えなければならない状態だったのかもしれないが、それでも来季の出場権がかかる試合の直前に、なかなか実践できることではない。それも18歳という若さが成せることなのだろうか。
同じ学年になる久常涼の活躍は大いに刺激になっているに違いない。久常がQTランク1212位からのリベンジを果たしたように、石塚の1190位からのリベンジにも期待したい。

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