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大山どりカップ 2021

前夜の秘密練で好発進!加藤龍太郎が感じた手応え

首位と3打差の4位タイの好位置につけた加藤龍太郎。この日は7バーディ、1ボギーの6アンダー65という内容。パット数19と言う驚きの数字を残したが、言い換えればショットが乱れていたことを意味する。
「今日はほとんどグリーンに乗らずで、寄せワンでしのいで、パー5とか獲れるところで獲ったと言う感じのゴルフでした」。
今週は主催者推薦での出場で、わずかなチャンスを生かさなければならない立場にある。そんな強い思いからか、前日は夜の11時まで練習場で打ち込んでいたそう。
「ショットの調子がかなり悪かったので、調整しようと思って」。
その練習に立ち会ったのが、今週の試合でコースセッティングアドバイザーを務めている広田悟だ。現在、加藤は山口県在住で、同じ山口県出身の広田と練習を共にし、スウィングを見てもらっている関係だ。
「練習していたんですが、あまりに調子が悪くて広田さんに電話をして見てもらいました」。
まだまだ手探りな部分はあるが、それでもなんとかしなければと言う強い気持ちを持って今週の試合にのぞんでいる。明日、明後日と今やっていることが実践できれば、優勝争いに絡んでくる可能性は十分にある。

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