記事
Updated
石川遼は、セフルバッグにウェッジ4本を入れてプレー

8人が、自ら担いでコースに出た。
8月の全米プロへの出場を予定している石川遼は、セルフバッグに、試合では初という4本のウェッジを入れている。
ピッチングウェッジのかわりに投入した47度で140ヤード前後を打ち、52度では125ヤードに対応。3番アイアンを抜き、新たに入れた56度は110ヤード前後、60度は100ヤード前後と多彩に打ち分ける。
昨年までは、52度と60度の2本で120ヤード以内に対応してきたが、「47度から60度までの距離で、いかにバーディを獲っていけるか。140ヤード以内を自分の得意ゾーンにしたい」と、賞金ランキングには加算されない2日間のエキシビション大会で、高い志を掲げる。
新型コロナウィルスの影響で、6月から9月に延期された全米オープンの出場権も獲得しており、「どこまでできるかを、純粋に知りたい」。
出入国の不便さと、困難も承知で渡米の準備を進める。
「他のスポーツが徐々に再開して、自分も他のスポーツを見て勇気をもらったり元気をもらったりした。スポーツは力を持っている。今後もwithコロナでいかにやっていくかという事が求められると思う」。
今回は、キャディの助言も、ギャラリーの歓声や拍手もないが、「スコアを競って、賞金もいただける。充分すぎるほどの緊張感があります」。
黙々と、いまできることに向き合う。














