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「日本プロゴルフ選手権」は当週の開催を見送り

7月2日から5日に、栃木県の日光カンツリー倶楽部で予定されていた第88回目の「日本プロゴルフ選手権大会」は、同週での開催を見送ることが、決定された。

大会主催の公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)が、5月14日に発表した。

PGAは書面で「現在の状況をふまえ、どうしたら安心、安全に開催できるのか専門家の見解と政府および自治体の対応などを見極めながら、開催にむけて関係各所と準備を進めてまいりましたが(中略)今後、自粛要請についても、各地域によって緩和していく事は予想できますが、広い地域からの選手、関係者の移動リスクやギャラリーの皆様に対しての安全確保を十分に担保する事ができないという事が一番の理由となります」と、説明。
開催に関する最終判断は、6月15日のPGA定例理事会後に改めて発表される予定という。

昨年は、鹿児島県のいぶすきゴルフクラブで行われた87回大会は、九州南部豪雨の影響で初日が中止となり、7月7日の最終日には、1日36ホールを回る波乱の展開で、石川遼が選手会長2期目の復活優勝を飾っている。

また、PGAは同時に、PGAシニアツアー競技の「すまいーだカップシニアゴルフトーナメント(6月4日ー6日、イーストウッドカントリークラブ)」の開催中止を発表した。

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