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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2021

ワクチンも接種済み! JGTO会長の青木功が開催前のご挨拶

ワクチン接種も済ませてきました
2年ぶりの開催を、翌日に控えた2日水曜日。大会主催のJGTO会長の、青木功が昨年覇者の堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)と、ツアー1勝で、今大会のツアーディレクターをつとめる田島創志(たじま・そうし)と、事前の公式会見に臨み、改めてスポンサーに感謝を述べた。

「コロナ禍の開催に際し、特別協賛社の森ビルさんにはご理解とご協力をいただきまして、この場をお借りして御礼申し上げます」。

そして青木にとっても、何より嬉しいのが、今シーズン初めて、一般ギャラリーのみなさんを、会場にお迎えできること。

「JGTOとしては他のトーナメントに先駆けて一般ギャラリーに入場していただくことになりました。しばらくお声も聞けなかったですが、ゴルフファンのみなさんにその場で、生の迫力を感じていただきたい想いであります」と、笑顔がこぼれた。

今年から新資格の導入により、史上初めてアマチュア選手の出場が実現したことにも触れて、「JGTOが設定した世界基準のコースでプレーしていただき、今後の更なる飛躍につなげて欲しいという想いがあります」と、期待を寄せる。

また、昨年覇者の堀川未来夢には、「連覇ができるのは、未来夢しかいないんだ」などと、いつもの”アオキ節”でその方策を伝授。

「一つ二つのミスはつきものというのは大前提で、この中で俺が一番うまいんだと思えるかどうか。自分が苦しい時に相手はもっと苦しいと思うようにする。さあ、いこうか、自分の好きなコースだと、前を向いていけば大丈夫と思うよ」と、ツアー51勝の偉業を残してきた自身の経験を踏まえて、背中を押した。

今シーズン初めての観客動員に際して、ギャラリーのみなさまには入場時に抗原検査を受検していただくことになっている。

お迎えする立場として、青木も万全の体勢である。
「(東京の)目黒区で応募して、すでに1回目の接種を終えました」と、ワクチン接種を済ませたことを打ち明け「歳なもので。優先順位が高いもので」と、78歳のレジェンドはちょっぴり照れた。

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