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星野陸也が松山と並んで26位。優勝はジョン・ラーム(全米オープン最終日)

次も頑張ります!(写真は初日)©USGA
星野陸也は最終日をイーブンパーで回った。
松山英樹とともに、通算3オーバーの26位タイで戦い終えた。

31位タイから出たこの日は、2番で2打目をみごとにピンに絡めた。
続く3番は、7メートル強を沈めて連続バーディ。

その後も5番や、7番から3ホール続けて再三チャンスにつけた。
「パットで生かしきれなくて、残念」と、どれも惜しくも外したが、「前半、2アンダーで折り返せて。今日はほんとずっとショットが調子良くて。もっと伸ばせそうだった」。

期待が高まる立ち上がりをしただけに、12番のダブルボギーが悔しい。
「カート道で跳ねて、OBにいってしまって」。

不運もすぐ13番パー5のバーディで、奪い返した。
「気持ちを切り替えて、行ったんですけど上り17番はボギーで」。3パットで喫した分を、今度は最後18番のパー5で取り戻そうと狙っていったがパーで終戦。
「結局、悔しい結果に終わっちゃたんですけど、また次、頑張りたいです」と、すぐに前を向いた。

先月の「全米プロ」は、世界ランキング100番台の資格で出場。
予選落ちしたが、そのまま当地に居残り、今大会は直前の米国内予選を突破。大会は2度目の出場権を勝ち取ると、周到に準備を重ねて臨み、メジャーは自身3戦目にして初の決勝進出を果たした。

「自分の中ではもうちょっと行けそうな感じもしていた」と、成績以上の手応えもあり、「難しいコースでより自信につながってきましたし、次の大会も楽しみです」。

先月5月の「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」で今シーズン3勝目を飾り、来月7月の「全英オープン」の出場資格も獲得している。
さらに、その翌々週にはかねてより、代表入りを熱望していた「東京五輪」だ。
今週の予選通過でそれも確実のものとしており、先月12日の誕生日を境に25歳の有言実行ぶりが半端ない。

なお、大会優勝は3打差を逆転したスペインのジョン・ラーム
2017年の初優勝も、ここトーリーパインズで行われている「ファーマーズ・インシュランス・オープン」。また、19年に結婚したケリー夫人にプロポーズをしたのもこの地という。
今月最初の米「ザ・メモリアルトーナメント」では3日目に6差の首位に立ちながら、コロナ陽性で棄権していた。
雪辱の復帰戦を、メジャー初制覇で飾ってみせた。
「メモリアルであんなことがあって、次はどうやって勝とうかばかり考えていた。家族の前で勝てて本当に嬉しい。ここに来るたびに、幸せな気持ちでプレーが出来る。ここには特別な思いがある」(ラーム)。
思い出のサンディエゴにメモリアルがまたひとつ増えた。

前回優勝のブライソン・デシャンボーは17番ホールで「8」。松山や星野と並び、26位タイで連覇を逃した。
  • congratulation!©USGA

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