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代表候補の松山英樹と星野陸也がコメント(東京五輪)

©JGTOimages
男子代表選考の最終判断となる21日更新のオリンピックランキングに合わせて日本ゴルフ協会(JGA)が、22日に候補選手の認定基準を満たした松山英樹(16位)と星野陸也(76位)と、丸山茂樹ヘッドコーチのコメントを以下のとおり発表した。

<松山英樹コメント>
「東京2020オリンピックゴルフ競技日本代表ナショナルフェデレーション(NF)候補選手に決定したことを光栄に思います。
ジュニア時代から慣れ親しみ、コースの特徴もわかっている霞ヶ関カンツリー倶楽部での開催ですので、良い結果が残せるように、開催までショット、パットの調整を進めていきます。今年は、マスターズ・トーナメントでグリーンジャケットを着ることが出来、日本のゴルフファンの皆さんにも喜んでいただけたと思います。オリンピックでも、メダルを獲得して、たくさんの方々にゴルフの素晴らしさを知っていただけるように、がんばります」

<星野陸也コメント>
「東京2020オリンピックゴルフ競技日本代表ナショナルフェデレーション(NF)候補選手となれたことを、嬉しく思います。今シーズンは、国内ツアーで複数回優勝し、海外メジャーにも出場するなど、自分自身でも成長と好調を実感しています。その中で開催される東京2020オリンピックゴルフ競技では、自分ができる最大限のパフォーマンスを発揮して、感動を与えられるようなプレーが出来るようにしっかり準備して挑みたいと思います。このような大変な状況の中、ご尽力いただくすべての方への感謝の思いを忘れずに、皆さんの期待に応えられるようがんばります」

<丸山茂樹ヘッドコーチコメント>
「松山選手はマスターズチャンピオンとして、とてつもなく大きな勲章を背負ってプレーすることになります。自国開催の東京オリンピックでも頂点の金メダルを目指して頑張ってほしいです。星野選手は、全米オープンでも予選を通過するなど、ここ数試合の怒涛の追い上げで候補選手の座を獲得したことを本当に素晴らしく思います。星野選手にも、松山選手同様、是非金メダルを目指してほしいと思います」

なおJGAによると、このあとJGAと、日本オリンピック協会(JOC)に、国際ゴルフ連盟(IGF)から送られてくる出場候補選手並びにリザーブ選手のリストをもとに、JGAオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員会での審議を経て、JOCに候補選手を提出し、JOC内での決定、発表をもって、日本代表選手団の認定を受けることになるという。

日本代表候補のほか、各国代表候補60人が決定。
日本ツアーで活躍するタイのジャズ・ジェーンワタナノンドや同ガン・チャルングン、ジンバブエのスコット・ビンセントやフィリピンのジュビック・パグンサンらもリストに名前を連ねた。

なお、出場人数最大の4枠を獲得したのは米国のみで、ジャスティン・トーマス、コリン・モリカワ、ブライソン・デシャンボー、ザンダー・シャウフェレの4人が出場権を獲得。
また、「全米オープン」を制したスペインのジョン・ラームは世界ランキング1位で権利を得た。

このあと、女子ゴルフは28日付けのオリンピックランキングで候補が決定される。

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