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坂本雄介が通算12アンダーで4位につける

坂本雄介
日本勢最上位は坂本雄介だ。「朝から雨が降っていて、寒くかったけど、頑張ってきました。雨でドライバーのフェースに水滴がついて、ボールが滑って最初は球がつかまらなかった。それに慣れるのに時間がかかった」というが東コースを回り、前半は3バーディ、ノーボギーで折り返した。

だが、12番ホール(パー3)に落とし穴が待ち受けていた。5番アイアンで打ったティーショットは「抑えて打とうと思って、寒くて振り切れずに、つかまらなくて」ボールは右のOBへ。結局このホールを「悔やまれる」ダブルボギーとしてしまった。そのあとは15番でバーディを奪うも16番でボギー、この日は1アンダー71で回り、通算12アンダーで首位と6打差の4位につけた。

このファイナルクォリファイングトーナメント(QT)を迎えるまでは、頸椎の圧迫骨折もあり、思うように練習ができず、調子も上がらなかった。しかし、QT前日に練習場で「スイングでこれかなというのをつかんで、実際あっていた」と初日は7アンダー65をマークすることができた。また、課題だったパッティングについては田島創志に見てもらってからよくなってきた。

不安と言えば首に抱える故障ぐらいだ。この日は気温5.4度と寒く、首に負担をかけないように、本来なら肩甲骨をそるようにしなければいけないのに、寒くて思わず体を丸めてしまう。幸いなことに寒さはこの日を境に緩む予報なので、坂本にとっては朗報かもしれない。
「まだ半分かぁ」と嘆くが、まだ21歳。若さで克服できるはずだ。

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