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共に自身の2勝目を狙う2人がトークショーに挑戦

昨季、念願の初優勝を飾った出水田。一躍、メーカーの“推しプロ”に成長をとげて、今年は秋まで実施されるというスリクソンのキャンペーン対象選手にも抜擢された。
周囲の期待のほどを、ひしひしと感じている。
「応えたいと思います」と、男前に応えた。
「今年は次の2勝目と、メジャー出場を狙います」と、今季の目標を掲げた。

そんな出水田の本気具合は、ジュニア時代の写真と比較すればわかると証言したのが隣の塚田だ。
「大二郎の昔の写真をネットで検索してみてください。かなり太っていることがわかるから」。
「…いや、最近は太りすぎです。おなかが出てきて痩せないと」と、本人は苦笑いも183センチの長身が、年々大きくたくましさを増しているのは一目瞭然。

今季、メーカー新作のドライバーはかなりの飛距離アップが期待できるということだが「大二郎は、クラブのパフォーマンスを上げる体作りを本当に頑張っているから。今年は相当、やると思います」と、後輩の活躍に太鼓判。
でも、いざ自分には、ダメ出しの塚田。
無理もない。いまだかつてケガ知らずの34歳が、昨季は左手を痛めて、賞金ランキングは112位にとどまった。2016年に、メジャーでの初Vを飾った「日本ゴルフツアー選手権」の5年シードはあるが、賞金ランキングによるシード権の確保には失敗した。

反省のオフは治療につとめ、やっと完治の兆しが見えたら今度はトレーニングで、右腰をやった。
「ダメですねえ…」と、ため息ひとつ。
「去年は痛くてもやらなきゃと、無理して試合に出続けてしまったのがいけなかった。でもおかげで人生、休むことも必要だと学ぶことができた。よい経験」とこのオフのハワイ合宿でも教訓をフルに生かして6日間の日程のうち、実際にコースに出たのはわずかに2日。
持ち前のプラス思考でこの難局も、乗り切るつもり。

来週末にはまた、地元・長野で石川遼を出迎える。昨年も手伝いに来てくれた。塚田が2015年から故郷で続けてきたジュニアレッスン会。
「僕の時代は長野にプロなんか、教えにきてくれなかったので」。
選手会長の手も借りて、稀有な機会を今年もまた地元キッズに届ける(※ジュニアレッスン会の募集は終了しています)。

今月初めには、同級生の池田勇太と先輩プロの正岡竜二と3人で、北海道の被災地にも入った。
丸3か月のオフもスポンサーへのご奉公や社会貢献活動と、慌ただしく過ぎていく。
シーズン開幕も、もうすぐそこに。
「僕も、出水田もコースでもどこでも、声をかけて頂ければいつでも返事します。みなさんぜひ、男子ゴルフに遊びに来てください!」。
塚田の呼びかけに、かたわらの出水田も満面笑みでうんうん頷いた。
  • 塚田と青山プロ(左から)は、なんと同級生だって。見えない…。和気藹々のトークショー

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