記事
Novil Cup 2017
20歳の若武者、星野陸也が初優勝を狙う
6番ホール(パー3)のティショットを4番アイアンで低く打ち出したが、アゲンストの風が思ったより強く、ボールは手前の池の中へ。結局、このホールをダブルボギーとしてしまった。しかし、そのまま終わらないところが彼の強さだ。そこから7,9番とバーディを獲って、スコアをもとに戻したのだ。この日はバーディチャンスについたところでことごとくパットが決まり、「チャンスを生かした」ことが7バーディにつながった。
星野は水城高校時代は2013,2014年と関東ジュニアを連覇、2015年に日本大学へ進学したが、昨年中退しプロ転向、ファイナルクォリファイングントーナメントでは1位になり、今年のレギュラーツアーでの活躍が期待される20歳の若手である。すでに主催者推薦で出場した昨年のアジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップでは2日目に66をマークして2位タイに浮上し、最終的には18位タイだったものの、大きな注目を集めた。実力はすでに証明済みだけに、チャレンジでの優勝も決して夢ではない。