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SMBCシンガポールオープン 2020

金と銀が「68」

リョウはナイスガイ(©JGTOimages)
五輪イヤーの初戦をシンガポールで迎えた金と銀は、揃って3アンダーで出た。
「ショットの調子はそこまでよくなかったが、今日は2020の初ラウンド。60台で回れたのはよかった。コースマネージメントが良く、トラブルに陥ることが少なかった」と、ジャスティン・ローズ。
16年のリオ五輪の金メダリストは、2アンダーで回った同組の石川遼と競り合いながらも、「リョウはスタイリッシュで格好良いスイングをする選手で、パターを持つ姿も格好いい。人間としても素晴らしいので今日は楽しい1日を過ごせた」と、初日からいいムード。
加えて「リョウはドライバーを積極的に使っていたが、特に前半のドライバーショットが素晴らしかった」と、評価した。

自身の第2ラウンドにむけて、「日を追うごとに少しずつしっくりとくるようなプレーができたらいいと思っている。パットもショットもまだ改善できると思うし、毎日調子を上げていくその過程も楽しみ」。
世界ランキングは母国・イギリスで最上位の現在9位。2大会連続の代表入りを確実なものとするにも上々の滑り出しだ。

そして、銀メダルのヘンリク・ステンソンもこれが、自身の2020初戦。5バーディ2ボギーで、ローズと並ぶ「68」で回った。
スタートの10、11番は連続バーディだった。
「今年初のラウンドでよいスタートが切れたと思う。アイアンショットの安定感には少し欠いたがパットはよかった。1年の出だしとしては満足している。日曜日に良い結果が残せるようにベストを尽くしたい」と、話した。

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