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中日クラウンズ 2017

選手会長が、和合で2度目の最終日最終組へ

地元名古屋の大応援団と、家族が見守る中で、粘りに粘って首位に並んだ。
雷雲のため、競技が一時止まった波乱の3日目は、スタートで躓きボギーの幕開け。
「出だしから、ショートパットの感覚がなかった」と、短いパーパットを外して躓いたが「後半は上手く立て直すことが出来た」と、最後にしっかりリーダーをとらえた。

2時間あまりの中断時間も集中力を切らすこともなく、改めて思いにふけっていたのは、和合の攻略法だ。

まだアマ時代の2002年に、ここ和合でジャスティン・ローズと競って4位につけて以来の最終日最終組。移り住んでもう4年になる名古屋で、昨年まで2年連続の予選落ちを喫してもう懲りた。

「和合は誘われるところが多い」と、ついがつがつと攻めて、とことん罠にはまって来たが「じっと我慢して、上りにつけることで、チャンスが出てくる。それを今日も凄い感じた」と、頭にたたき込んできた。

この日3日目は、昭和の日。いよいよ突入した大型連休中も、塾や習い事で忙しい子どもたちはそれでも合間をぬって、応援に来てくれた。
「今日も、明日も来てくれる。その中で、今日はいい位置で終わることが出来て嬉しい。励みになった」。

初日、2日とAO対決で盛り上げた青木やジャンボをはじめ、錚々たる歴代覇者に「自分の名前も並べられれば」。
上がってすぐに、まずは真っ先にファンサービスでペンを走らせ、テレビ中継のインタビューでは先に始まっていた、今平周吾の受け答えに耳をそばだて小さな声で「大丈夫かな…」。
選手をとりまとめる役目としては、あまりお喋りがうまいほうではない若い選手が、心配でしょうがないのだ。
和合で自身2度目の最終日最終組に「お父さんも、しっかりと頑張ります」。
父として、選手会長として、王冠を狙っていく。

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