記事

LANDIC CHALLENGE 8 2021

横尾&久常 親子ほどの歳の差の2人が同組で好ラウンド!

首位と2打差の3アンダー6位タイからスタートした横尾要と、2アンダー17位タイからスタートの久常涼の2人が同組で揃ってスコアを伸ばし、共に通算6アンダーの6位タイにつけた。大会1日目は高柳直人が同じ組だったが棄権となったため、この日は2人だけのラウンド。久常は今年19歳で横尾の娘さんと同い年とのことで、横尾も「親子ラウンドでしたよ」」と苦笑い。
「内容は彼(久常と)と比べたら雲泥の差だけどね。こっちは必死のパーを重ねているだけで、あっちはバーディ逃しのパーと言う感じ。ドライバーなんか50から70yくらい毎ホール違うんだから嫌になっちゃうよね(笑)。でもまあお互いにいい感じでできたんじゃないかな。リズムも良かったしね」。
飛距離の差は否めないが、それでもこの位置で戦えているのは高麗グリーンだからと話す。プロになって芥屋ゴルフ倶楽部で戦うこと20年以上。コースはリノベーションを果たしたものの、グリーン上では経験の差が生きている。久々の上位はファンにとっては嬉しいかぎりだが、横尾本人は来年に迫ったシニア入りを視野に入れているとのこと。とは言えトップとは3打差の好位置だけに、明日の最終日も優勝争いに絡んでもらいたい。
一方の久常は大先輩と2人だけプレーで緊張しっぱなしかと思いきや「めちゃくちゃ優しくしてもらって、ラウンドしやすかったです」とのこと。横尾にとってはまさに息子を見るような心持ちだったのかもしれない。
そんな久常だが、この日は5バーディ、1ボギーの4アンダー68と言う内容。各選手が苦しむ高麗グリーンに対しても「自分は元々パンチを入れられるタイプなので苦手に感じていないんです。コース自体もドローが打ちやすいホールが多くて、ティショットを気持ち良く打てます。だから芥屋は本当に好きなコースなんです」。
久常にとっては15位以内に入って次戦の出場権を得なければ、次週以降の出場資格が無い状況。順位を気にしつつも、もちろん狙うのは優勝だ。

関連記事