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カシオワールドオープン 2016

コース所属の2人が上々のスタート!

コース所属のホストプロはキャディをつとめる奥様と、ラブラブラウンド!
今季ツアー2勝目の片岡大育は、もはや全国区だが、こちらのコース所属プロも負けてられない! 弘井太郎がここkochi黒潮カントリークラブに“入社”して11年目。

初日は朝のトップスタートで、大声援を受けて出ていった。前半5つのバーディで、応援団を沸かしに沸かした。

試合のない日は毎日、コースに“出社”して、フロントでお客様を出迎え、午後からは自分の練習時間。
慣れ親しんだはずのコースは、しかし「グリーンがこの週だけがらりと変わる」。所属プロになると同時に毎年、主催者推薦を頂いてきた今大会だが、「普段はこんなに速くない。アプローチもパットも感覚が変わる」と、トーナメント仕様のグリーンに苦しめられて、なかなか期待に応えることができなかったが、それもようやく慣れてきた。

風が出てきた後半は、13番で奥から7メートルの下りを打ち切れず、4パットのダブルボギーを打ったが「それでもなんとか2アンダーで回ってこられた」。

今大会は、シード権争いの選手たちにとっては、事実上の最終戦も35歳にして、まだその争いに絡んだことすらない。翌年のツアー出場優先順位を決めるQTも、ファイナルまで進んだことはあるが、そこから予選通過を果たしたことがない。
毎年、各大会が開催する本戦の出場権をかけた予選会「マンデートーナメント」を渡り歩いて、活躍の場を探す日々。

同じ所属プロでも後から入ってきた7つ下の片岡は、すでにツアー2勝と大きく差をつけられてしまったが、今年は初日から、スコアで並んで「2人で期待に応えて盛り上げられたらいい」。
負けじと所属プロの役目をつとめあげるつもりだ。

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