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全米オープンの日本最終予選を開催

今年は、パインハーストで開かれる114回全米オープンの日本最終予選が26日月曜日に奈良県の奈良国際ゴルフ俱楽部で行われ、1日36ホールの戦いを制して、出場46人中上位6選手が出場権を勝ち取った。

通算9アンダーでトップ通過を果たしたのは中国の梁津萬(リャンウェンチョン)。
1打差の2位タイには地元出身の谷口徹と、今季はチャレンジトーナメントが主戦場の宮里聖志と、韓国の李京勲(イキョンフン)が入り、残り2枠は通算6アンダーの5位タイで並んだ山下和宏と谷原秀人らとのプレーオフを制してデービッド・オーと、矢野東が滑り込んだ。

プレーオフは、1ホール目に一人バーディを奪ったオーがいち抜け。続く2ホール目に山下がボギーで脱落。ついに矢野と谷原との一騎打ちは結局6ホールにも及ぶ熾烈なものとなった。

梁(リャン)「これで、世界4大メジャーすべてに出場。中国人としては初なので、嬉しい」
谷口「もう2度と出れないと思っていた。予選会だけ上手くても仕方ない。本戦でも上手くないと」
宮里「全米オープンは全然イメージがわかないですが、自分のことで一杯一杯になるでしょう」
「初めての全米オープンでは30位以内を目指したい」
オー「2005年に出場した際も会場はパインハースト。予選落ちの悔しさがあったので、ぜひ出たかった。リベンジしたい」
矢野「プレーオフの6ホール目は4㍍のバーディパット。谷原がボギー確定だったので、寄せるつもりが入っちゃった。今日は粘るというより、ゴルフをするだけ。ベスページ(2009年、2日目に4位)、ぺブルビーチ(2010年)についでこれで3回目。今日は疲れたけど良かった」

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