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“大会親善大使”が桑田さんと6カ国対抗戦で2位

武藤(右)は桑田さん(左)と挑戦したパー3コンテストで2位に
3月1日からザ・ヒルズとミルブルックリゾートの2コースを舞台に、プロアマ形式で競われる「ISPS HANDA ニュージーランドオープン」は開幕前日の2月28日、練習ラウンドを済ませた選手たちが、カクテルパーティに参加して翌日から始まる本戦に向けて、士気を高めた。

その中で行われた「パー3コンテスト」は、6カ国の対抗戦。開催国ニュージーランドを筆頭にオーストラリア、アメリカ、韓国、台湾、そして“日本代表”として登場したのは武藤俊憲と、元プロ野球の桑田真澄さん。

武藤は大会が、2014年から日本ツアーとパートナーシップを結ぶ以前から、豪州のブレンダン・ジョーンズの“招待枠”として参戦。以来、“親善大使”さながらの活躍で、主催者との親交を深めてきた経緯がある。

この日は、プロがショットを担当し、アマがパターを打つという開幕目前の余興でも、自慢の快打を連発してペアを組んだ桑田さんと共に、会場を盛り上げた。
昨年は、本戦でペアを組んだ2人の息は、今もぴったりで惜しくも優勝こそ逃したが、仲良く2位賞品を受け取った。

いざ本戦では今年、桑田さんは薗田峻輔と組むことになっており、こちらも早、息もぴったりに薗田が「アマチュアの方はハンディを豊富に持っている人のほうが有利。ガンガンに攻めて」と、桑田さんにアドバイスを送れば、「長年やってきた野球はにぎやかなところで集中して結果を出すがゴルフは真逆。静かな中で集中してスコアを出すというのに慣れて2人で頑張って、上位を目指していきたい」と、桑田さんも請け合った。

2年連続2度目の参戦となる桑田さんはもちろん、4度目の出場を決めた薗田も何より惚れ込んだのが、ニュージーランドの絶景である。
「景色も気候も人も最高。ここに来るとリフレッシュされて、癒やされて毎年、来たくなる」と、薗田。
大会自己ベストは2016年の3位。
「(大会に)良い印象がある。最終日まで桑田さんと一緒に、2年前を上回る順位でホールアウトする」と意気込んだ。

大会公式HPはこちら

<出場予定のジャパンゴルフツアーメンバー>
H・W・リュー
宋永漢
時松隆光
稲森佑貴
B・ケネディ
小鯛竜也
B・ジョーンズ
星野陸也
武藤俊憲
永野竜太郎
堀川未来夢
I・J・ジャン
薗田峻輔
川村昌弘
市原弘大
竹谷佳孝
貞方章男
Y・E・ヤン
※出場を予定していた岩田寛と片岡大育は欠場となりました。
  • 本戦を前に、リラックスした表情のジャパンゴルフツアーメンバーたち
  • 本戦で桑田さんと組む薗田(左)。水曜日は川村(中)と永野(右)と練習ラウンド

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