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elite grips challenge 2018

敢えて練習ラウンドを回避!冷静・沈着に中島徹が3位タイスタート

難コースを相手に中島徹が思い切った作戦で好スタートを切った。月曜日にダイヤモンドカップのマンデー予選に出場したこともあり、指定練習日の昨日は体の疲れもあったため練習ラウンドを敢えて行わなかった。
「日本プロの時に回っているんですけど、やっぱり難しいですね。あの時はラフも深かったこともありますし、きれいにフェアウェイを捉えようとしすぎて池に入れていた印象です。今回はそれほど長くはないだろうと思っていたので、安全にラフでもいいくらいの攻め方をした分、広くコースを使えたかなと思います。ただ、所々やっぱり行ったらやばいなと言うホールはあるので。練習ラウンドはやるつもりだったんですけど、このコースは中途半端な気持ちでプレーしたら逆にイメージが悪くなると思って練習ラウンドはやめました」。

7月くらいに調子を落としていたが、スイングを見直して8月のRIZAP KBCオーガスタから新しく取り組んでいたことを実践。そこで40位に入り、続くフジサンケイクラシックではシーズンベストとなる25位をマークするなど、いい感じでANAオープンに入れる予定だった。不測の事態はどうしようもなく受け入れるしかなかったが、先週の「HEIWA・PGM Challenge II 〜 Road to CHAMPIONSHIP 」にも出場することができなかったため、複雑な思いで今週の試合をむかえていた。ただ、気持ちは切り替えて試合にはのぞんでいた。
「もちろんいい成績は残したいですけど、今は自分が取り組んできたことができていることを評価したいと思います」。
このあとツアートーナメントに出場できる可能性が低いため、AbemaTVツアーの残り4試合に集中すると言う中島。今感じている自信を確信に変えるにはこのコースは絶好の舞台と言える。

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