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カシオワールドオープン 2014

シード落ちが確定した5人・・・。五十嵐雄二は「もう一度、頑張ってみようと思う」

2008年のツアープレーヤーNO.1もいよいよ今年、出場権を失ってファイナルQTの舞台へ・・・
今週のカシオワールドオープンは、シード権争いの選手たちにとっては事実上の最終戦となるが、今大会も最終日を待たずして、シード落ちが確定した選手は5人。

現在、賞金ランクは87位につけている河野祐輝(こうのゆうき)は、今大会は通算1オーバーで予選落ちを喫して昨年、掴んだばかりの賞金シードを手放した。

同96位の野仲茂は決勝ラウンドには1打足りず。76位タイで、3年ぶりのシード落ちが決定した。韓国の金聖潤(キムソンユン)は、4年連続4度目のシード入りならず。

03年と08年にはチャレンジトーナメントで2度の賞金1位。身長158センチのまさに小さな巨人はシード選手としてもっとも、身長が低いプロゴルファーとして2010年からその地位を確立してきたが「今年はずっと、ゴルフになってなかった。また出直しです」。5年ぶりのシード落ちを喫して、次週は三重県の「COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース」で行われる予選会「ファイナルQT」での起死回生を誓った。

そして、五十嵐雄二は2008年のツアープレーヤーNO.1。「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」でのツアー初優勝はプロ18年目、40歳にしてつかんだ栄光だった。
そのときに5年間のシード権を得たが、翌年から5年連続で賞金シード落ちを喫して、最近では「簡単なことも、出来なくなってきた」と、苦しんでいたという。
複数年シードもいよいよ最終戦を迎えた今年も、この事実上の最終戦を前に賞金ランクは131位とふるわず「ダメならダメで、QTに行くしかない」と話していたという。
今大会は、通算11オーバーで予選落ちを喫してついに、来季の出場権を失ったが「もう一度、頑張ってみようと思う」と、気力を奮い立たせた46歳だ。

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