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有言実行の男、星野陸也が単独トップに。

ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)もいよいよ五日目、この日は日が高くなるつれて風が強まり、一つでもスコアののばしたい選手達を苦しめ、その気持ちを翻弄した。その中でも今年プロ転向1年目の星野陸也は一人気を吐いた。
 初日、2日目のスコアがそれぞれ68、3日目、4日目のスコアがそれぞれ67と来ると、やはり次は66か…?とついつい意識してしまうもの。昨日のホールアウト後には、「68、68、67、67って来たからもちろん明日は“66”を出します!」と冗談交じりに話していたが、まさかの有言実行だ!
 スタートからの5ホールで4バーディを奪うスタートダッシュ、さらに後半も10番から4連続バーディを決め、8バーディ2ボギーの6アンダーでこの日“66”と、宣言どおりのスコアを決め、2つスコアを落とした竹安を抜き単独トップに躍り出た。
 
 宣言通りに帰ってきた星野だが、何故だか悔しそう。実は、最終18番ホールでまさかの3パットでボギーでのフィニッシュだった。「65だったのに…宣言どおりに調整しなくても・・・」と本人は話すも、その表情は明るい。

 得意のショットに加え、パットも徐々によくなってきた。目指すは明日も宣言通りの“66”で、30アンダーにまでスコアを伸ばし、優勝を掴み取ること。最終日はかなりの強風との予報を聞いても「やっと得意のショットが生かせます。」と自信をのぞかせる。
 
 宣言どおりの“66”で念願のQTランク1位の座を勝ち取りに行く!

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