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東建ホームメイトカップ 2014

選手会長と幼なじみ! 首位タイの佐藤圭介

わずか1打の差でも嬉しい。尊敬する先輩を凌駕する開幕ダッシュだ。今年も主催者推薦を頂いて出番を得た今大会は、2度目の挑戦。昨年は18位とまずまずの成績は「硬くて速いグリーンが僕は好きで。僕に合ってる」。屈指の高速グリーンも味方につけて、ボギーなしの66は、危なげない好発進だ。

サッカー少年がある日、叔父の練習に付き添って、はじめてクラブを握ったのは11歳のとき。すぐに夢中になった。「すぐにプロを目指そうと思った」。

ひとつ上の池田勇太とジュニアの試合で出会ったのは、それからしばらくしてからのこと。意気投合して、「俺の家に遊びに来いよ」。以来、行き来をするようになった。

「高校時代は、ライバル。僕が初日にトップにつけて、競い合っても最後はいつも勇太さんが勝つ」。当時から、ずば抜けた強さは今も憧れの存在だ。
その池田にこの日は1打勝る首位タイには、今年に賭ける思いもいや増す。

日大を出てからは、千葉県の鷹之台カンツリー俱楽部に所属するが、福島県のいわき市出身。3月11日は、丸1日家族と連絡がつかずに、つらい思いをした。実家は半壊。津波はすぐそばの町までのみ込んだ。常磐道も閉鎖され、丸1年も里帰りが出来なかった。

「今もまったく復興が進んでいない状況を見ると、ゴルフをしていいのか、と胸が痛くなることがある」。それでも自分は前に進むしかない、と言いきかせる。せめて「みんなを勇気づけられれば」とその一心で、コースと向き合う。

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