記事

トップ杯東海クラシック 2014

シード復活がかかる! 増田伸洋は5位タイで踏どまった

トリプルボギーにした直後の17番は「ここでボギーを打つわけにはいかない」。
残り180ヤードの2打目はラフからのフライヤーと、アゲンストの風をも計算に入れて、9番アイアンで奥4メートルにつけた。チャンスを逃さず、盛り返した。

三好の罠にはまった前ホール。16番は屈指のパー3で左の崖下に落とし、リカバリーの2打目はグリーンを飛び越して、バンカー上の傾斜のラフまで飛んだ。しかもボールの横には「松ぼっくりが寄り添うように」。そのまま打つしかなかった。
「また、向こう側の崖には落としたくなかった」。
手前のバンカーに打ち込んだ。そこからの3打目は、向こう側のカラーまで行ってしまって、痛恨の5オン1パット。

「アイアンが左に行くのがここ何週間かずっとあった」と、大事な局面でいつものミスが出た。
2012年以来のシード復活を狙う41歳が、4打差から狙う8年ぶりのツアー通算2勝目。
「三好は何が起きるか分からないから・・・。今日のI・H・ホはいくつだった?」。

この日は67を出して、やにわにV争いに加わってきた選手もいるように、「ビッグスコアも出るコース。食らいついて頑張りたい」。元ラガーマンは最後まで諦めない。

関連記事