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「ゴルフで宮城県を元気に!第2回宮城県南スナッグゴルフ大会」を開催(9月23日)

宮城県にあるグリーンピア岩沼の芝生広場にて、「ゴルフで宮城県を元気に!第2回宮城県南スナッグゴルフ大会」が開催され、県南の山元町、亘理町、岩沼市などから32名の小学生が参加した。また県央の仙台市立四郎丸小学校と県北の大崎市立鬼首小学校からも、交流参加として8名のお友だちが参加して大会を盛り上げた。

前週に開催を予定していたこの大会は、台風の影響で延期となり、この日に順延開催された。台風明けの初秋の心地よい気候の下、グリーンピア岩沼の芝生広場の全面を活用して、市営の芝生公園ながら、大会直前には芝生を綺麗に刈って頂き、最高のコンディションのなかで試合を楽しんだ。

第2回大会で総合優勝をしたのは、昨年の初代覇者で4年生の相澤隼人くん。上級生を差し置いての総合優勝に、「優勝できて嬉しいです。来年は3連覇を目指します。」と、早くも来年の大会を目標に掲げた。

相澤隼人くんは、昨年8月27日にグリーンピア岩沼で開催された、「ゴルフで宮城県を元気に!スナッグゴルフ体験会in岩沼・名取」に参加して宮本勝昌に指導を受けた。以来、スナッグゴルフに夢中になり、昨年の第1回大会に向けての猛練習が始まり、見事に初代総合優勝者となって、更にはゴルフへもステップアップして、スナッグゴルフとゴルフを並行して楽しんでいるそうだ。今年8月に仙台ヒルズゴルフ倶楽部で行われた全国大会にも見学に行くなど、ゴルフと無縁だった少年がどっぷりと「ゴルフにはまってしまった」そうだ。

この大会は、「ゴルフで宮城県を元気に!」をテーマに日本ゴルフツアー機構が取り組んでいる震災復興支援活動の柱として、昨年の8月2日に山元町で、8月27日には岩沼市と名取市の合同で、スナッグゴルフ体験会を開催し、その目標となる大会を開催することにより、各校での活動を促進することを目的としている。また今年は、岩手県宮古市福島県新地町にも活動を拡大している。

宮城県でのスナッグゴルフの導入状況は、2011年7月6日に女川町立女川第二小学校の児童を対象とした実技講習会をきっかけに同年12月に女川第二小学校が用具を導入。同時期に大崎市立鬼首小学校も導入。それより以前の8月にも名取市立下増田小学校が導入している。
そして昨年5月に山元町の5校全校、6月に名取市内の2校、そしてカシオワールドオープンにおける社会貢献活動の一環として岩沼市の4校全校にスナッグゴルフ用具が導入され、12月には亘理町の6校全校に導入。
そして今年に入り、岩手県7校、更に福島県4校と導入エリアと小学校数を拡大している。

日本ゴルフツアー機構では、東日本大震災で被災された地域や子どもたちを、ゴルフを通じて支援する活動を継続して開催していく方針です。

「ゴルフで宮城県を元気に!第2回宮城県南スナッグゴルフ大会」成績上位
  (9ホール/497ヤード/パー36)
総合優勝
 相澤隼人 岩沼市立岩沼西小学校4年 26ストローク
6年生の部
 優勝 高谷莉子 亘理町立長瀞小学校 31
5年生の部
 優勝 清野翔太 岩沼市立岩沼西小学校 31
4年生の部
 優勝 相澤隼人 岩沼市立岩沼西小学校 26
3年生の部
 優勝 長田香澄 山元町立坂元小学校 47

※成績一覧は「コチラ」よりご覧いただけます

  • 2連覇を果たした相澤隼人くん

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