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石川遼『気力は残っている』 <WGC大会2日目>

昨日の大会1日目は自分の流れがつかめず、1オーバーから挑んだ大会2日目。
2バーディ、4ボギーの2オーバーでホールアウト。
2日間のトータルを3オーバーとして41位タイから48位タイへと後退した。

「焦りはなかったが、今日は全体的にかみ合わなかった。ひとつのずれがいくつものずれを生んでしまった」と悔しさをにじませた。
スタートの10番、11番でフェアウエイを外してしまい、ラフからの2打目を寄せきれず、まさかの2連続ボギー発進だった。
その後、何度もバーディーチャンスは作れたが、「グリーン上でのパットのラインの読みは合っていたが、タッチが合わせられなかった。ショットも同じで、良いショットがたまたまラフにつかまってしまった。紙一重でした」と振り返った。

しかし7番、15番のパー3ではバーディを奪い、ショットの精度は徐々に戻って来ていることを証明。
「昨日のラウンドの内容に比べたら良くなって来ている。あともう少し精度を上げて行きたい」と語り、「結果、ミスショットにはなっているけど、自分にとってはミスショットではなかった内容もたくさんあった」と前を向いた。

この『2012WGC−ブリヂストンインビテーショナル』は予選落ちがないため、全選手が4日間プレーをする。
「通常のトーナメントであれば予選落ちの内容と順位かもしれないが、今大会はあと2日間のラウンドをするチャンスをもらえている。明日、明後日と正直またラウンドができるのは楽しみ。まだ気力は残っている。ベストを尽くして順位をひとつひとつ上げて行くだけです」と明日へ向けての抱負を語った。
明日、石川の巻き返しを期待したい。

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