記事

ABC チャンピオンシップ 2007

高校生が好スタート!!

高校生2人が好スタートを切った。全国高等学校ゴルフ選手権の夏季大会を制覇して、今大会の出場権を手に入れた森本雄くん(東北高2)と、主催者推薦で出場の薗田峻輔くん(杉並学院3)が、そろって2アンダーの21位タイ。

森本くん(=写真上)は、前半のインコースでボギーが先行したが、18番のバーディでたちまち息を吹き返した。
折り返しの1番で、残り145ヤードの第2打を9番アイアンで1.5メートル。
2番で1メートルにつけて3連続バーディにますます勢いづいた。
5番から2連続バーディで一気にアンダーパーまで盛り返し、「アイアンがドロー目だったから、後半は右から狙うようにしたら良くなった。一時、崩れかけたけど取り戻せた」と満足そうだ。

中部オープン2位の資格で出場権を獲得した2週前の日本オープンに続くツアー2戦目は「2試合連続の予選通過が目標」と話し、「明日も気を抜かないで、今日のような気持ちでやる」と、好スタートにも浮かれていない。

一方、これがツアー5試合目となる薗田くん(=写真下)は、「ツアーで初めてのアンダーパー」に、喜んだ。「特にアイアンショットが良かった。ドライバーが右に行って、ラフに入ったのがカバーできた」と、手ごたえ十分。
同組のプロにも刺激を受けている様子で、「横田(真一)選手には、驚くショットを何度も見せてもらったが、見ただけでは真似できない。あとで、どういう技術か教えてもらいたい」。

すでに、来年の明治大進学も決定している18歳は、伸び盛り。
初日の好発進は3試合目の予選通過ばかりか、2つ後輩の石川くんにつぐツアー優勝も狙える位置?!

大会主催のテレビ朝日系列が推し進めるジュニア育成プロジェクトは今年で2年目を迎え、確かに大きな効果をあげている。

関連記事