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ファイナルクォリファイングトーナメント、いよいよ6日間108ホールの戦いが始まる!

西コース18番ホール
2009年のチャレンジトーナメントは終了し、ツアーは賞金王争いが注目を集めている最終戦が行われ、いよいよ今シーズンも佳境を迎える男子ゴルフ界。華やかな舞台だけがゴルフファンの関心を集める一方で、来年のツアーへの出場をかけたファイナルクォリファイングトーナメントが12月2日(水)からセントラルゴルフクラブ(茨城県行方市麻生2196)の東コース(7,105ヤード パー72)、西コース(7,153ヤード パー72)を使用して行われる。

この大会にはツアーへの出場を夢見る若者や、ツアーへの復帰を目指すベテランなど191名の選手が出場する。今年シード権を喪失したのは川岸良兼、すし石垣、佐藤信人、中島雅生、田中秀道、菊池純、小山内護、野上貴夫、竹本直哉、D・チャンドら。

日本ツアーで10勝を挙げ、その後米ツアーで活躍していた田中秀道も2007年から日本ツアーに戻り、故障と戦いながらの苦しいシーズンが続いていた。だが、今年は徐々に復調し、「この1ヶ月ぐらいでやっとゴルフらしくなってきた」と手ごたえを摑みつつある。先週のカシオワールドオープン最終日には5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマークし、「いい感じになってきたし、このままいきたい」と上り調子だ。QTからのスタートは「ゼロから、いやマイナスからのスタートだけれども、そこから自分の新しい面を引き出せるかもしれない」と、前向きに捉えている。

「もう一度盛り返したい」と38歳の再挑戦。田中秀道の6日間、108ホールの戦いが始まる。
  • 西コースからは霞ヶ浦を望める

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