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女子のLPGAは最下位に(日立3ツアーズ選手権)

2年ぶり5度目の頂点を目指した女子のLPGAは、前半の出遅れが痛かった。賞金女王の鈴木愛さんは、男子の小平&今平ペアと、シニア最強のマークセンと米山と相まみえて、つい泣き言が出た。

「男子もシニアの方も本当に強くて世界のプロと回っているみたいに差を感じました」と、可憐にうなだれた。
各ツアーの使用ティは、各ツアーごとにハンディがつけてあり、女子はもっとも短い3206ヤードでも、「ロングはやっぱり私たちは2つで行かない。もうちょっと前にして頂きたかった」と、つい主催者に懇願した。

得意のパットで懸命に応戦しても「パットだけですぅ・・・」と最後まで声もか細く、後半のオルタネートで対戦した優作の「パットが大事なんだよ!」とのフォローも愛さんの心には届かず、今年は最下位に終わった悔しさを隠さなかったが、それでも小林浩美会長が「女子は元気はつらつ。ばーっと頑張って、最後どーっと来てくれれば」と“ミスターばり”のコメントで鼓舞したとおりに、LPGAの後半の追い上げは見事だった。

特に今週は母はキャディ、父はテレビ解説(言わずと知れた川岸良兼!)のルーキー、川岸史果さんは室田も「お父さんより良い球打つ」と褒めた豪快なティショットを武器に、イミニョンさんと持ち帰った満点の勝ち点3も加えて、シニアのPGAにあと2.5点差と、パワフルに肉薄!!

今年も破れはしたけれど、不動の人気NO.1!
女子チームの可憐な存在感は、3ツアーズの中でも相変わらず群を抜いていた。

■女子(LPGA)
鈴木愛
キム・ハヌル
イ・ミニョン
上田桃子
川岸史果
成田美寿々

※当初、成績順位に間違いがありました。お詫びして訂正致します。
  • 3ツアーのキングとクィーンそろい踏みもまた今大会の醍醐味
  • 川岸家はテレビ解説の父もキャディの母もプロゴルファー!! 華麗なる一族

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