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アジアンツアー最終戦 『THAILAND GOLF CHAMPIONSHIP』 開催(12月14日)

名物ホールでもある17番ホールのアイランドグリーン。後方は建築中のミュージアム。
2011年のジャパンゴルフツアーは、先々週で全日程を終了したが、お隣のアジアンツアーは今週が最終戦。
アジアンツアーの最終戦として開催されるのは、今年から新規開催される『THAILAND GOLF CHAMPIONSHIP』だ。
会場は、過去にザ・ロイヤルトロフィ(アジア選抜vsヨーロッパ選抜)が開催されていたこともあるアマタスプリングカントリークラブ(7,453ヤード/Par72)。
タイ北部を中心とした大洪水災害の影響で大会の開催が懸念されていたが、アマタスプリングCCはタイの南部寄りに位置していることもあり、大洪水の影響はまったく無く、当初の予定通りの開催となった。

今大会の出場資格は、アジアンツアーのメンバー以外にも大きく門戸が開かれており、ワールドランキング上位選手の他、ジャパンゴルフツアーにも出場枠が用意されていることもあり、国際色豊かで豪華な顔ぶれだ。
ワールドランキング上位者では、現在3位のリー・ウェストウッド(英国)や今年のマスターズ覇者で先月の三井住友VISA太平洋マスターズにも出場したシャール・シュワーツェル(南アフリカ)、今年の全英オープンで悲願のメジャー初制覇を果たしたダレン・クラーク(北アイルランド)などが出場する。
今年の全米オープンで2位に8打差をつける圧巻のプレーで優勝したローリー・マキロイも今大会に出場する予定だったが、大会直前に体調を崩してやむなく欠場となった。マキロイは先月末、テレビのイベント収録のため日本に来日をしたが、滞在時間はわずか20時間という強行スケジュール。その後も“メジャーチャンピオン”として世界各国からトーナメント出場やイベント出演に引っ張りだこで、ここにきて無理が祟ったようだ。

ジャパンゴルフツアーのツアーメンバーも多数出場する。
現在、ツアーメンバーの中でワールドランキング最上位者の金庚泰(キム・キョンテ)をはじめ、石川遼、平塚哲二、片山晋呉、松村道央、久保谷健一、丸山大輔、岩田寛、金亨成、市原弘大、谷昭範、J・M・シン、P・マークセン、片岡大育、M・ママット、C・B・ラム、K・アフィバーンラト、呂偉智、T・スリロット、C・ファダンシル、A・キュー、C・ニラット、C・プラポールの総勢23選手が出場予定。

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