この顔ぶれが一堂に会すことだけでも、一見の価値がある。シニアＶＳ女子ＶＳ男子の対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2008（日立３ツアー選手権）」は、その上にまだ、今季の最強ツアーを決めようじゃないか…という画期的なイベントでもある。

男子のＪＧＴＯチームは昨年に引き続き、２年連続３回目の頂点に闘志を燃やし、初回から４年連続“万年２位”のシニアツアーは、「腰が痛い、腰が痛い、背中が痛い…元気なのはこの人（飯合）だけ。こんなメンツでどうやって勝てるの」とは中嶋だ。

そう口では嘆きつつ、「うちには17本のクラブがある。15本目は経験。16本目は奥の手、そして17本目は泣き崩しだ」と、随所に得意の冗談も交えつつ、もちろん初のタイトル獲りに虎視眈々。

そして女子は横峯さくら以外、全員が今大会初出場という“フレッシュ”な顔ぶれながら、２年ぶり３度目の頂点を奪還すべく、可憐に立ち向かう。
ツアー最年長でキャプテンの福嶋晃子は、「私たちのティは、もっと前でもいいくらい」との泣き言は作戦か?!
男子にも引けを取らない豪快なティショットでチームを引っ張る。

年齢も性別も越えた究極の戦いを、ぜひお見逃しなく。
今年も千葉県のキングフィールズゴルフクラブが舞台です。

■ＰＧＡチーム（シニア）
飯合肇（賞金ランク１位）
渡辺司（同２位）
三好隆（同３位）
室田淳（同４位）
中嶋常幸（同５位）

■ＬＰＧＡチーム（女子）
古閑美保 （賞金ランク１位）
李知姫　 （同２位）
横峯さくら（同３位）
福嶋晃子 （同４位）
原江里菜 （同10位）

■ＪＧＴＯチーム（男子）
片山晋呉（賞金ランク１位）
矢野東　（同２位）
谷原秀人（同４位）
石川遼　（同５位）
宮本勝昌（同16位）

• 

• 

• 渡辺 司