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石川遼が大健闘中(全米オープン2日目)

前半、耐えに耐えてボギーは2つにとどめ、迎えた15番。石川のアイアンショットがうなりを上げた。ピンそばのこの日初バーディに弾みをつけて、さらに17番だ。210ヤードのパー3で、再びべたピンのバーディで通算1アンダーは、首位と2打差の2位タイに踊り出た。

日本が誇る若き賞金王は、予選通過がかったこの日、初出場の大舞台にも臆することはなかった。「今日は昨日よりリラックスしてスタート出来た」。
しかし、屈指の難コースを前に「気を抜くこともない。今日も18ホール、緊迫した緊迫した雰囲気でプレーすることが出来ました」。
さらに「攻めきれなかったショットやパットがところどころあった」と、週末への課題と反省も忘れない。
初舞台で堂々の予選突破に「もう一度、気を引き締めてやりたい」と、V争いへの心構えも十分だ。

そのほかのジャパンゴルフツアーメンバーは、谷口徹と藤田寛之と池田勇太が揃って通算7オーバーで決勝ラウンド進出。矢野東と豪州出身のポール・シーハンは予選落ちした。

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