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ファイナルクォリファイングトーナメント予選最終日、決勝に進む94名が決定!
スタート前の選手の表情からは予選通過にかける気迫があふれ、終始緊張感漂う1日となった。
予選を通過できるのは90位タイまで。天候にも恵まれた予選最終日は60台でホールアウトする選手が続々と現れ、
カットラインは1アンダー、82位タイまでとなった。
この日2アンダー、トータル1アンダーで予選を通過したのは白潟英純。現在、来季の賞金シード獲得のボーダーライン、75位にランクしている
白潟は今週行われている「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にツアーメンバーとして出場しているジーブ・ミルカ・シン(※94位)とW・リャン(※104位)の成績が
来季の賞金シード獲得の鍵を大きく握っている。もしジーブが単独8位以上の成績、もしくはW・リャンが単独4位タイ以上の成績をだせば、賞金シードから
押し出される形となる。この日、アテストを終了した白潟はすぐさま「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の順位を確認。
「なんだよージーブ」と首位タイに並ぶジーブの名前を見つけ、表情はあきらめモードに。
賞金シード獲得が両選手の成績にゆだねられているという不安定な状況の中でのプレーに「やりにくいですよ。もう年も前からこういう感じが多いでしょ」と、
話した白潟だた、「あと、2日間いいスコアでまわらないと!あと10アンダースコアを伸ばすのが目標!!」と明日からの決勝に向けて気合を入れなおしていた。
ただ一人のアマチュアでの出場となった前粟蔵俊太はこの日もスコアーを伸ばせず190位タイで予選落ち。
初挑戦となったクォリファイングトーナメントに、「ファーストからサードへはいい感じでこれたんですが、やはり周りのプロの方も言うように、ファイナルは
独特の緊張感があって、いい経験になりました」と話した。健闘むなしく今回は予選通過はならなかったが、
「今回はただ自分が力を出せなかったから、プロのプレーを見ていると負けないようにと力が入ってしまい自分のゴルフができなかった」と、この4日間を振り返り
自身のプレーを反省した。
しかし、前粟蔵のプロ転向にかける思いは強い。ファイナルQTに出場するに当たって、並々ならぬ決意で出場したという前粟蔵。
「予選を通過したらプロ宣言しよう」と決意していたのだという。
「早くプロになりたい!」と、来年のクォリファイングトーナメント再挑戦前にも、プロへの転向を示唆しており、これからが楽しみの若手選手の一人になるだろう。
秋葉真一、佐藤えいち(トータル10アンダーの8位タイ)、友利勝良(トータル9アンダー、15位タイ)桑原克典(この日66をマークしトータル8アンダー、19位タイ)
、水巻善典(トータル7アンダー24位タイ)、井戸木 鴻樹(この日68、トータル5アンダー43位タイ)野仲茂(トータル4アンダー、51位タイ)
飯合肇、田島創志(トータル2アンダー、72位タイ)、らも共に予選を通過した。
惜しくも、今予選会前にプロ宣言をした池田勇太は一打差で予選落ちとなった。
※「カシオワールドオープン」終了時の賞金ランキング