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三菱自動車トーナメント 2000

「佐藤さんとのゴルフが、今から楽しみだ」

フランキー・ミノザは、3日目トップの手嶋多一と3打差の6アンダーでスタート。横なぐりの雨が降りしきる中、アウト9ホールのうち5ホールを1パットパーでしのぐ粘りのゴルフを展開。だが、インに入って爆発した。5バーディを奪って一気に首位に踊り出た。
 ちなみに、ミノザがトーナメントリーダーになったのは98年の住友VISA太平洋以来のこと。めったなことでは動揺しない強靭な精神力と、一度、波に乗ったらそう簡単には崩れないしぶといゴルフが身上だ。最終日も、大爆発の予感―。
「4番から7番は全部グリーンをミスしたが、パットがよかったのでボギーにならなかった。後半になってショットもパットも良くなった。こんなスコアになるなんて予想もしていなかったよ。
昨年はオフのトレーニングでジョギングをしていたら、左の膝を痛めてしまい、活躍できなかった。でも、もう復調して調子はいい。先週まで長尺パターを使っていたけど、3パットばかりしていたので、今週の2日目から普通のパターに替えてみた。長尺を使い始めたきっかけはパットが入らなかったからだったけどね。
明日のことは何とも言えないけれど、今日と同じようなプレーができれば、チャンスはあると思う。佐藤(信人)さんとのラウンドが今から楽しみだね」  

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