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〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック 2009

手嶋多一「僕にも運をくれ、という感じで」

虎視眈々と優勝を狙うのは、鈴木だけではない。鈴木とは日大同期の川岸良兼や、佐藤信人。そして手嶋多一もその一人だ。

大会主催のミズノ所属のホストプロは、「やっぱり、一人くらいは上に行っとかないとね」と、鈴木同様に責任感をのぞかせる。

同時に、全英オープンの権利が与えられる順位を意識して、「出来れば4位位内に入りたい」と、メジャー切符も視野に入れている。

今年、コースは大幅な改造が行われ、一昨年までのようにはいかないだろう。
特に、起伏豊かに生まれ変わったベントの1グリーンは難解で、練習日とこの日のプロアマ戦を合わせて2度ラウンドしても、手嶋にはまだ足りないようだ。

「まだまだ、理解しきれていない。出来ればもう2,3回は回っておきたい感じがする」と、警戒するが、予選2日間は五十嵐雄二と池田勇太と同じ組。
先の2大会のチャンピオンに挟まれて、「“僕にも運をくれ〜!”という感じでやってみます」。
パワーを吸い取り、力にするつもりだ。

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