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ダンロップフェニックストーナメント 2009

佐藤信人がホールインワンを達成したが…

前日2日目に、ハン・リーが3番ホールで達成したのに引き続き、今度は佐藤が17番(186ヤード)でやってのけた。4番アイアンで打ったティショットは「少し引っかけ気味。でも風で戻ってくれたのが、いい所に落ちてくれました」。

主催者から30万円のご褒美をいただいて、「ラッキーでした」と言った言葉ほどにはテンションは高くない。

折り返しのインターバルで、ギャラリーから「ホールインワンおめでとう!」と祝福されても上手に笑って対応が出来ない。

ついさっきのイーグルも、次の18番でたちまちふいにするトリプルボギーに「今年の僕を象徴するゴルフってことですよ」と自嘲の笑みだ。

現在、賞金ランキング86位は、ツアー優勝による複数年シードを含めて12年守り続けてきたシード落ちの危機に、「今年は調子が上がらないまま噛み合わずここまで来てしまった」と無念そうに振り返る。
「最後まで諦めずに戦い抜く」という覚悟と同時に、「せめて予選会まで気持ちを切らさずにやれれば」という切なる思いもある。

「残り試合でシードが取れればそれが一番いいのですが…。予選会に行かなくてはいけないだろう、とも思っている」。

せっかくのホールインワンもその景気づけとしたいところだったが、次のホールでさっそく大叩きでは、なおさら手放しで喜べるはずもない事情を抱えながらの戦いだ。


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