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コカ・コーラ東海クラシック 2009

第2ラウンドはサスペンデッド

コカ・コーラ東海クラシックの2日目は朝から降り続いた雨の影響で、14時33分にこの日2度目の競技を中断。天候の回復が見込めないため、15時15分に、サスペンデッドが決定した。このため、アウト・インともそれぞれ12組ずつ、計67人がホールアウト出来なかった。

暫定首位が4人並ぶ中で、ただひとりホールアウト出来たのが、丸山大輔だ。
先週のアジアパナソニックオープン パナソニックオープンで、ツアー通算2勝目を飾った勢いそのままに、68とスコアを伸ばした好調ぶりには、同組で回ったジャンボ尾崎も手を叩いた。
「さすが、先週勝っただけのことはある。丸山は、ボギーを打つような隙がなかった」。
その言葉を伝え聞いた丸山は、照れ笑いで「いえいえ、今日は16番でもボギーを打ちましたし・・・」。
もともと難しい上に、もっとも雨脚が強くなったこのパー3は、ティショットが「ダフリましたし、引っかかりました」と、左の崖下に落とした。
それでも、約2.5メートルのボギーパットをねじ込んで、「難しいホールでなんとかボギーで抑えられ、最高の“4”が取れた」と、満足そうに微笑んだ。

2週続きのタフなコースには、さすがに心身ともに疲労がきつかったが今週、練習日の水曜日はあえて打ち込みをせず、マッサージで疲れを癒した。
「それに、僕は1日寝たら、前の日のことをすべて忘れるタイプだから」と、先週の余韻を引きずることなく「頭を切り換え、今週も良い緊張感の中でやれているのが良い結果につながっている」と、話す。

地元・愛知県出身。ここは、小1に千葉県に引っ越しするまでコース近くの瀬戸市に住んでいた思い出の地でもある。
「生まれ故郷に戻ってきたみたいな感じで。一度は、愛知の試合で勝ちたいと思っていますから」。2週連続Vで、ぜひふるさとに名前を刻みたい。

なお、第2ラウンドの残り競技は、翌3日(土)の朝7時より再開。また、続く第3ラウンドは、10時からスタートする予定です。

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