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トーシンチャレンジトーナメント 2008

山本隆允は2位タイスタート

多くの選手がスコアを伸ばせない中、4アンダーと気を吐いた。

スタートから難しいホールが続く難コース。今日はピン位置も厳しい所にきられている。「最初からあきらめムードで戦ったのが良かった。」と開き直れた事が大きかった。

出だしの1番ホールで10メートルのバーディパットをねじ込むと、12番でも8メートルのフックラインを見事に読みきりバーディ。
ティショットが悪い1日だったが、好調のパッティングに助けられた。

本来はティショットに自信がある。ドライビングディスタンスは296.48で、ツアーの飛ばし屋を抑え4位に付けている。

7月に出場した「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」ではこんな一幕があった。

競技終了後の練習場。同じ東北福祉大学出身で「尊敬する先輩」の谷原秀人と横並びになった。そんな中で自然と始まった直ドラ勝負。どちらが飛距離がでるか、どれだけ低い弾道の球が打てるか。更に、隣にいた竹本直哉も加わり、熱が入った。
「ティショットだけは勝負ができる。だけはですよ。」

今季は出場優先順位36位の資格でツアー前半戦に出場。「バナH杯KBCオーガスタ」では11位タイに入り、第2回リランキングも20位に上げた。

明日の最終日は、首位と2打差の最終組。初優勝を目指すには絶好の好位置からのスタート。

「謙虚に行きます」と言いかけたが、やっぱり「勝ちにいかないと」と慌てて修正。強気に「勝ちに行きます!」と言い放った。

自らに言い聞かせるように「最後まであきらめずに」と意気込んだ。

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