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The Championship by LEXUS 2008

賞金ランク2位の矢野東は

先週のマイナビABCチャンピオンシップの最終日に石川遼に言われた。
「矢野さん、プレーオフしましょう」。
ではスコアはいくつかと聞いたら、「9アンダーでいいんじゃないでしょうか」と、石川は言った。
ずばり通算9アンダーで、プロ転向後のツアー初優勝をあげた17歳にはただただ脱帽・・・。
そして感心しきり。

「いずれ勝つとは思っていましたが、17歳で結果を出したのは本当に凄いこと。常識を越えてる。その年齢で自分は何をやってたか・・・って、ただ遊んでましたよね。プロ対プロとしてもう、認めるしかない」。

一方、自分はといえば上がりのダボ、ボギーで通算1アンダーと失速。
約束を果たせず「あとで遼に謝らないと・・・」と頭をかいたが、しかし辛くも9試合連続のトップ10入りを更新した。

今季2勝目をあげたブリヂストンオープン時ほどの「キレはない」とはいえ、相変らず好調の波は続いており、ジャンボ尾崎と尾崎直道の年間記録に並ぶ10週連続のトップ10入りにも意欲的だ(※)。

偶然の一致にも、目が輝く。先日、アルペンスキー王者の皆川賢太郎さんから贈られた「1」の数字をかたどったオーナメントはバカラ社のもの。
初の賞金王を願う同い年の大親友に「矢野ちゃんも一番になりなよ」と言って託されたのだが、実は第1回を迎えた今大会の優勝トロフィも、バカラ社で制作されたものだった。

フランスの最優秀職人賞「M.F.O」受賞の職人が、レクサスのブランドコンセプト「L-finesse(エルフィネス)」をモチーフに約半年かけたという特注品は、とても値段がつけられたものではないが、同社広報によると「1500万円相当にはなる」という。

価格以上の輝きを放つ栄光のトロフィは、まさに親友からのプレゼントとリンクして「これは・・・何かありますかね」と、ニヤリと笑った。

矢野が358万円7343円差で追う賞金ランク1位の片山晋呉は、先週の背筋痛から復帰するなり「優勝を狙う」と宣言。今週は、大会の地元・茨城県出身でもあるだけに、気合いは相当なものだ。

その片山と今週は初日、2日目と同組で激突する。
ツアー通算25勝の実力者とは「もともと排気量が違う。片山さんが普通にやって、僕が調子が良くて五分ってところ」と、格の違いは承知の上だが「ゴルフは何が起きるか分らないから。とにかく食らいついていく」と、力をこめた。

※資料が残る85年以降のツアー記録となります。

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