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キヤノンオープン 2008

井上忠久「ここらでガツンと」

いよいよツアーも残り試合が見えてきて、シード権を争う選手たちにはまさに正念場だ。シード1年目の井上もそのひとりだ。今季は「調子は悪くないのに空回りして・・・」。
いつも明るい選手が、現在賞金ランク82位とゴルフのほうではさすがに元気がなかったが、この日初日は3アンダーの3位タイ。

「盆と暮れがいっぺんに来たみたい」と、好スタートを喜んだ。

前半はとにかくパッティングが良かった。
「朝イチの1番で、いきなり18メートルが入った」。
これに気を良くした井上は、4番で8メートル。9番でも10メートルをねじ込んだ。

練習日にメーカーのプロ担当から指摘された。
「アドレスで、後ろ体重になってるよ。もう少し前にしてみたら」と言われて開眼。
アドバイスをもとに、大会前日の水曜日は大雨の中、日が暮れるまで練習を重ねた甲斐があった。
「おかげでスムーズに振り子運動が出来るようになり、一気に調子が良くなった」という。

「今週は大きなトーナメントだし、トップ10入りできれば(獲得賞金も)1000万円を超える」との井上の言葉は、もちろん他の多くの選手たちも考えていることだ。
うかうかしてはいられない。
「ここらでガツンと行っとかんとね」。
出身地の大阪弁で、気合いを入れた。

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