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つるやオープンゴルフトーナメント 2008

歴代の賞金王が浮上

両巨頭が上位に浮上した。一昨年と、昨年の賞金王がトップ10に食い込んできた。片山晋呉が通算7アンダー暫定2位タイ。谷口徹は、通算5アンダーの暫定8位タイ。
いずれもマスターズの後遺症を引きずりながら、しっかりと指定席に居座った。

片山は、2週間たった今も時差ボケ気味だ。
今週に入っても、夜中に目が覚める。
それだけに、前日初日の日没サスペンデッドは厳しかった。
第1ラウンドは8ホールしか消化できず、この日は朝6時50分から競技を再開した上に、ホールアウトして1時間もないうちに続く第2ラウンドをスタート。
合計28ホールの長丁場となったが、好スコアで貫録を示してみせた。

谷口は、グリーンのタッチに苦しんでいる。
ガラスのようと評されるオーガスタの高速グリーンを経験して帰国して、「イメージが悪くなってしまって」。

チャンスが来ないから、モチベーションも上がらない。メジャーの大観衆でプレーしてきただけに、気持も盛り上がらない」。
「オーガスタに比べてお客さんも少ないしね。やっぱり、遼くんくらい人がいるところでやらないと」と、つい16歳を羨むコメントも…

第1ラウンドの残り競技を終了後はイーブンパー35位タイの成績に、先週のツアー開幕戦から数えて「2週連続予選落ちも頭によぎった」というが、後半の盛り返しに「やる気が出てきた」。
いよいよ臨戦態勢が整ってきたようだ。


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