
昨季、6月のシニアツアー「スターツシニア」を腰痛で棄権したあと、長期入院を余儀なくされていた。
そのため昨年は、レギュラー、シニアツアー合わせて出場は6試合にとどまったが「今はもう大丈夫、菌はいなくなったんで。ただ4日連続は初めてだから。どうなるかな?」。
今週は、合計10日間にも及ぶプロアマ戦で、うち片山は指名を受けた2日間でプレー。
「去年、僕をお目当てに来てくださった方が2年連続で来てくださって。ありがたいですよね」と、今週の火、水の2日間を合わせると、6日連続でコースを歩くのは、退院後としては初めて。
「今週は予選落ちがないからいいけれど。4日間、しっかりとプレーできたらいな、と思います」と“復帰戦”を目前に、53歳のレジェンドは謙虚に言った。
「偉大すぎて…」と、ただただ敬愛しかないジャンボ尾崎さんが、昨年12月に死去。
高校時代に「三井住友VISA太平洋マスターズ」でジャンボさんのキャディをつとめて以来、ことあるごとにその金言に触れてきた。
スポーツ選手としては、大きくない体でどうやって頂点を獲るか。
練習方法のヒントなど、「アドバイスをしていただいたことは本当に山ほどありすぎて…」。
今に至る創意工夫の原点だ。
3月16日に都内で行われた「お別れ会」にも参列。
「今までもジャンボさんに言われたことを守ってきましたし、これからも言われたことを貫いていきたいと思っています」。
ありったけの感謝を伝えて来た。
本大会は2年連続の出場で、昨年は第1、2ラウンドで、女子プロの菅沼菜々さんとプレー。
その2週後に、菅沼さんが復活優勝を飾っており、「僕とのラウンドで、参考になったことが何かひとつでもあったのなら嬉しいですね」と、回顧。
男子ツアーでも、昨季は特に、ツアー初優勝を飾った選手たちから、片山への感謝の声を聞くことが多かった。
片山が、ジャンボさんから多くを学んだように、いまでは若手が片山から多くを学ぶ。
久しぶりの出場に、畏敬と尊敬の視線が注がれる。












