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カシオワールドオープン 2008

小田孔明が単独首位

ボギーなしの66に「今日は全部完璧でした。以上でっす!」と軽快に笑って胸を張った。特にショットが完璧。「フェアウェイに打って、チャンスにつけて、入れるだけ」。調子がいいだけに、非常にシンプルにゴルフができる。

会場のKochi黒潮カントリークラブはフェアウェイがゆったりと広く、遮る木もほとんどない。「飛ばし屋有利」といわれるコースは、小田には持ってこいのはず。

だがなぜか昨年まで2年連続で予選落ち。
初日にまずまずのスタートを切っても、2日目に決まって崩れる。
それだけに「今日のうちにたくさん貯金を作ろう、と思ってやったのが良かった」と、満足そうだ。

現在、ドライビングディスタンスはランク2位。
1位の津曲泰弦とはわずか0.21ヤード差で、そちらのほうも気になるが、計測ホールの最終18番で

「マンチーピン(もの凄いチーピン)」。
この日唯一ティショットをミスして「もう、津曲にあげるよ」と白旗を上げたホールも、残り158ヤードの第3打は8番アイアンで、みごとピンそば80センチにつけてバーディフィニッシュ。

単独首位スタートに、がぜん鼻息荒い。
次週のゴルフ日本シリーズJTカップは、賞金ランキング上位25位までの選手にしか出場権がないが、小田は現在31位。

初シード入りを果たした昨年はランキング9位で初出場を果たし、すっかり味をしめた。
「やっぱり、年の最後はあの大会に出られるのと出られないのとでは全然違う」。

今週の今大会で単独3位以上なら、2年連続の“頂上決戦”も見えてくる。
「今週は、始まる前から目標はトップ3。もちろん、その意識は満々です!」と気合いが入るが、3位と言わず、ここでツアー初優勝ならすべてが解決する。

三国志のヒーローと同じ名を持つ30歳が、天下獲りを狙う。

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